一口にお茶といってもその種類は豊富で、
製法、産地、製造の時期、季節、品種などによって様々な分け方があります。
製法の違いで分類するのが一般的で、緑茶(不発酵茶)、
紅茶(発酵茶)、ウーロン茶(半発酵茶)などに大別されます。
日本では、ほとんどが緑茶に加工されるため、
緑茶のことを日本茶という場合もあります。
おいしいお茶は、人によって「味が濃くうまみのあるお茶」、
「渋みがあり、すっきりした味と香りのあるお茶」だったりするため、 決して1つというわけではありません。
「おいしいお茶」は好みのお茶の種類やそのお茶の淹れ方だったりするのです。
淹れ方を工夫すれば驚くほどおいしい味わいを楽しめます。
緑茶には、主要なビタミンはもちろんのこと、緑茶の渋み「カテキン」が多く含まれています。
これらの成分は病気の原因となる活性酸素を抗酸化力で退治してくれます。
急須で淹れた緑茶を毎日飲めば、お茶本来の旨味とパワーはそのままに、 家族みんなの健康と美容につながります。
様々なシーンでそれぞれのお茶をしましょう。
例えばオフィスでひと息する時はカフェインの多い「煎茶」で頭スッキリ。
ゆったりくつろぎたい時は「玉露」「かぶせ茶」など。
その時々に飲みたい種類のお茶を急須で淹れるその時からがリラックスタイム。
真夏の外出に冷たいペットボトルのお茶は手軽で便利。
でもお茶や水がペットボトルで発売された時、こんな風に思いませんでしたか。
「お茶を買うの?」 「水を買うの?」って。
我が家で淹れたお茶は、同じ茶葉で三回まで飲めます。 どちらが経済的かは一目瞭然。
便利さか、味か、それとも価格か、どちらを選ぶかはあなた次第です。
人と出会い、話をするとき必ずといっていいほどお茶が出されます。
この何気ない日常のシーンをひと味こだわれば会話が弾み、
心和むひとときが得られるはず。
四季折々を楽しむお茶うけ(和菓子)やこだわりの茶器で、
自分流のおもてなしを考えるのも、お茶を楽しむ醍醐味です。
「八十八夜」っていつ? | |
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子どもの頃に口ずさんだ唱歌のひとつ「夏も近づく八十八夜・・・」の茶摘み歌に歌われているように、 |